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タイムスリップグリコ・思い出のマガジン 第2弾

 この冬発売された「タイムスリップグリコ・思い出のマガジン」は広告や折り込み付録も含めてミニチュア化して大好評でした。そこでこの夏、第2弾が計画されています。知人のツテでその試作サンプルを一部入手しましたので、うちのページのお客様向けに期間限定で公開しちゃいます。このページの内容についてグリコに問い合わせないで下さいね。(^^;

週刊少年ジャンプ 1978年 No.9 週刊少年ジャンプ

 この頃から既に発行部数日本一の少年漫画誌。本宮ひろ志、池沢さとし、平松伸二、車田正美、江口寿史、諸星大二郎、小林よしのり、コンタロウなど、そうそうたるメンバーの作品が載っている。既に秋本治(当時は「山止たつひこ」のペンネーム)「こちら葛飾区亀有公園前派出所」も連載が始まっている。あの蓮池薫さんも熱心な読者で、「こち亀」の大ファン。帰国してからもまだ「こち亀」が連載されているのを見て感激したそうである。また、蛇足であるが佐渡の曽我ひとみさんも「花とゆめ」の読者で、やはり帰国後、「ガラスの仮面」が終わっていないことに驚いていたということである。

週刊プレイボーイ 1982年 No.35 週刊プレイボーイ

 青年向け情報誌。ヌード写真も含まれるため、グリコのおまけ史上、初の18禁アイテムとなる。そのため個装袋に「はい いいえ/あなたは18歳以上ですか?」と印刷してあり、「はい」の所から破ると袋が開けられるようになっている。

 この号には当時の No.1シンガーソングライター/D.J.の谷山浩子が登場。グラビアに恥ずかしい写真が載っているのでファンは要チェックである。

月刊CQ 1983年3月号 月刊CQ

 アマチュア無線専門誌。表紙は故・沖田浩之。彼もHAMだった。記事中の女の子の髪型に時代を感じます。

 この当時のCQ誌は数百ページのうち、広告が半分以上を占めている。そのため、多くの読者は本をバラして広告のページを抜いて製本して保存していた。タイムスリップグリコ・思い出のマガジンは広告も含めてミニチュア化することになっているが、その膨大なページの広告ひとつひとつに使用許諾を得るのにはさすがに限界があるので、これについては例外とし、広告ページを抜いて製本した形を再現することになった。背表紙の所は簡易製本のガムテープを表現している。

ムー(隔月刊。後に月刊) No.4 1980年5月号 ムー

 世界の謎と不思議に挑戦する、スーパーミステリーマガジン。惑星直列、ハレー彗星、グランドクロスなど、何度も人類が滅亡する以前のもの。記事によるとこの頃から既に地球は UFOから攻撃を受けていたらしい。くわばらくわばら。超能力少年・清田君の写真も必見。

月刊ASCII 1980年7月号 月刊ASCII

 現在も発売中のコンピュータ総合誌だが、この頃はまだパソコンを「マイコン」と呼び、8ビットの CPUが数MHz程度で動いていた時代。当時、パソコンを使う=プログラムする という状態であり、記事のほとんどにプログラムリストがついていた。読者はそのリストをパソコンに打ち込んでいたのだ。

 タイムスリップグリコではそれらのプログラムリストも忠実に再現されている。愛読者だった人は是非顕微鏡でデバッグしていただきたい。

年刊AhSki! ISSUE #5 1985 年刊AhSki!

 当初は月刊ASCII誌4月号の記事だったのだが、好評を博したので毎年4月1日に発行されるようになった、ASCIIのパロディ版。タイムスリップグリコではシークレットらしい。鼻くそほじるな。

2005年4月1日