2023.9.6
※秋月の Arduino互換基板が在庫切れになったので ATmega328p単体を使ったバージョンのコントロール・PLL基板の作り方です。
部品番号 | 型番・値 | 備考 | |
---|---|---|---|
コンデンサ | |||
C1 | 0.1uF | SMD 実装済み | |
C2 | 1uF | ||
C3 | 100uF 16V | 電解コンデンサ | |
C4 | 1uF | ||
C5 | 0.1uF | ||
C6 | 18pF C0G | ||
C7 | 18pF C0G | ||
C8 | 1uF | ||
C9 | 0.1uF | SMD 実装済み | |
C10 | 0.01uF C0G | SMD 実装済み | |
C11 | 0.1uF | ||
C12 | 0.1uF | ||
C13 | 1uF | ||
C14 | 0.1uF | ||
抵抗 | |||
R1 | 100kΩ | ||
R2 | 22kΩ | ||
R3 | 10kΩ | ||
R4 | 10kΩ | ||
R5 | 10kΩ | ||
R6 | 1kΩ | ||
R7 | 4.7kΩ | ||
R8 | 10kΩ | ||
コネクタ | |||
CN1 | Φ2.1mm DCジャック | 電源コネクタ | |
CN2 | L型 ピンヘッダ 2x5 | 操作パネルコネクタ | |
CN3 | ピンヘッダ 2x1 | 電源スイッチコネクタ | |
CN4 | ピンヘッダ 2x7 | 制御出力コネクタ | |
CN5 | ピンヘッダ 2x3 | PLL出力コネクタ | |
CN6 | ピンヘッダ 1x6 | Arduinoプログラムコネクタ | |
(IC3) | 28ピン 300mil ICソケット | ATmega328p用のICソケット | |
半導体 | |||
D1 | 1N4148 | 整流用ダイオード | |
IC1 | LM2950G-3.3 | 3.3V 三端子レギュレータ | |
IC2 | Si5351A | PLL IC SMD 実装済み | |
IC3 | ATmega328p | Arcuino MCU | |
その他 | |||
CHL1 | DLW5BTM142TQ2 | コモンモードチョーク SMD 実装済み | |
FB1 | BLM21PG331SN | フェライトビーズ SMD 実装済み | |
FB2 | BLM21PG331SN | フェライトビーズ SMD 実装済み | |
FB3 | BLM21PG331SN | フェライトビーズ SMD 実装済み | |
PS1 | MF-R050 | 0.5A リセッタブルヒューズ | |
X1 | 25MHz | 水晶発振子 | |
X2 | 8MHz | セラミック発振子 | |
基板・その他 | |||
KTR-10-CN-03 基板 | プリント基板 | ||
14mmスペーサーセット | 作業用 | ||
ジャンパーピン | CN3をショートする用 |
→KTR-10 コントロール・PLL基板(CN-03)回路図(PDF)
基板は共晶ハンダでメッキされています。ハンダは共晶ハンダをお使いください。
FB3が実装されていませんが、忘れただけです。配布の際はそんなことが無いように注意します。
ICソケットを取り付けます。向きに注意。ひっくり返した時に落ちないようにマスキングテープで固定しています。
グランドのピンはハンダごての熱が奪われてつけにくいので注意してください。他のピンよりも少し長めにコテを当てるといいかもしれません。
ピンヘッダを取り付けます。こちらもマスキングテープで固定してからつけます。丁寧な作業が良い結果を生みます。たぶん。
CN6は Arduinoのプログラム端子です。スケッチ(プログラム)を書き換える必要がない場合は取り付けなくてもかまいません。後で必要になってからつけてもいいですね。
パネル基板と L字型に組み合わせる場合は CN2は裏面に取り付けます。やはりマスキングテープで固定してから
表側でハンダづけします。やはり曲がりや浮きが無いように注意します。
なお、L字型にはせず、パネル基板を離してケーブルでつなぐ場合は CN2にはストレート型のピンヘッダを表面につけた方がいいでしょう。
D1, C3, PS1, X2を取り付けます。X2(セラミック発振子)は足が短くて裏面で広げて固定できないのでこれもマスキングテープを使います。D1, C3は向きに注意。
抵抗(R1〜R8)を取り付けます。CN6の回りの点線内は Arduinoプログラムをする場合に必要になりますが、プログラムしないのであれば取り付けなくてもかまいません。
残りのコンデンサを取り付けます。文字が読みにくいので取り違えないように注意。
ここで FB3が無いのに気がついたのでつけてあるという……。
MCU(ATmega328p)を取り付けます。足が少し広がった状態だと思いますので、机などに押し付けて平行にしてから慎重に挿入します。向きに注意。
完成。パネル基板と組み合わせた画像です。フィルタ・ATT回路もつけてあります。
前のバージョンと比べて Arduino互換基板のコネクタが出っ張らないのでスマートです。