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50MHz用 SKYDOORループアンテナを自作して通信実験 / JR0DBK

2019.5.3

→50MHz AM QRPpトランシーバー TRX-503 の製作
→50MHz専用 グラフィカルSWR計の製作
→支持棒を分割して持ち運びやすくしてみた

2019年5月3日・令和になって3日目、長岡市の八方台頂上にて自作の 50MHz用 SKYDOORループアンテナを上げて自作機で通信テストを行いました。

設置場所。頂上の広場の隅っこです。このあたりだと他の人の邪魔にならず、固定用のペグも打てそうなので。スイセンやスミレが咲いていて桜の花びらも散ってます。ギフチョウも飛んでました。

アンテナを上げる前の荷物はこれだけ。通信実験だけで長居しないのでこの程度です。スタンドとポールと形状保持用のプラ棒は合わせて 1,200gちょっとです。

スタンドを立ててペグを打ち込みます。手前のは砂利で刺さらないので気持ちだけ。スタンドはUD-11 ポール&パラソル三脚スタンドというもの。カタログ重量 650g。ポールは釣りのたも網用の延長ポールで、4.5m長。カタログ重量で 527g。

ポールの先頭はネジ穴になってるのでプラ板で丸い板を作り、強力両面テープで貼り付けて塞いでいます。その上に配線用のケーブルクランプを貼り付けてます。

うちの場合はアルミパイプを使わず、すべてリード線でエレメントを構成します。トップ部分はケーブルクランプに通すだけ。リード線には予めストッパーとしてインシュロックで中央部分を止めてあります。ちなみにこのリード線は確か PC-9801に付属していたアース線だったと思います。AWG16っぽい。5mだったのでそれを2本つなげています。

形状保持は軽量安価なプラスチックの丸パイプで済ませます。それをやはりプラスチックの Lアングルでポールに固定します。Lアングルはリピートタイでポールに固定します。リピートタイは外せるインシュロック。画像の黒いのはゴムシート

固定具の表側。固定具と丸パイプは普通にインシュロックで止めてあります。

プラスチック丸パイプの両脇でリード線を保持するようになってます。ついているのはナイロンサドルの片側を切ったもの。これをプラネジで止めてあります。ナイロンサドルの穴が大きかったのでプラ製のワッシャを入れてあります。

リード線のストッパーはプラ板に穴を開けて自作してます。

これらでアンテナの上の方を構成します。アルミパイプじゃないので長方形にはならず、六角形となりますが特に支障ないです。この形状であれば支持棒にたわませる力があまりかからないので華奢なプラ棒が使えます。

下の方の支持棒も同様に取り付けます。

給電ボックスをつけてケーブルをつなぐとできあがり。リード線の長さは調整が必要なのですが、他の所で調整済みなので今回はつなぐだけ。画像は給電ボックスの中身です。小さいソーターバランとコンデンサ、トリマーコンデンサが入っています。50MHzの SKYDOORは 50pFくらいのコンデンサが必要なので 39pFのセラミックコンデンサと 16pFmaxのトリマーコンデンサをパラっています。こちらも調整済みなので特に回す必要はありませんでした。

ソーターバランは 43材のトロイダルコイルに 0.4mm UEWを2本ツイストした線を5回巻いただけのもの。50mWの自作機と FT-690mkII(2.5W出力)しか使うつもりが無いのでこのサイズで済ませています。

SWRを測ってみます。測定器は自作のグラフィカルSWR計

すいません、ボケた画像しかありませんでした。SWR最低値 1.07、周波数 50.4MHzくらいだったと思います。

こちらは別の日に撮った画像。

全体はこんな感じ。ねじれてるんじゃなくてパースです。たぶん。

無線機をつないで通信開始。怪しまれた時に言い訳がしやすいと思われるので JARL入会時に貰ったコールサインプレートを置いておく。のぼり旗を立てて運用する人もいるみたいですが。

今回は友人の JH0OTV局に頼んで五泉市の阿賀野川の堤防に移動してもらっています。ここは八方台からは見通しになっていることを確認済みです。OTV局も現地で SKYDOORを上げています。リグは八重洲 FT-817ND。

11:00過ぎ、トランシーバーの電源を入れたらすぐに OTV局の声が聞こえたので呼んでみたらあっさり QSOが成立しました。こちらのシグナルレポートは RS55くらいで、向こう側は RS52〜51でした。50mW自作機で直線距離で約45km飛んだので大成功です。

ちなみにハンディホイップアンテナにつなぎ変えたら全く届きませんでした。

QSOは成立しましたが、受信に使っている DSPラジオチップ KT0915の内部処理によると思われるノイズが出て了解度を下げているので改良の余地があると思います。感度は悪くないんですけどね。

Sky Door。へにょへにょな六角形だけど。

まだ桜が咲いていました。霞んでいて守門岳は見えず。


支持棒を分割して持ち運びやすくしてみた 2019.5.25

前回、丸パイプの支持棒をそのままにしておいたので、畳んだスタンドとまとめるとはみ出してしまっていまいちでした。なので中央で分割するようにしてみました。そのためすっきりとまとまって運びやすくなりました。

ちなみに肩ベルトがついてますが、これはたも網用の延長ポールに付属していたもの。ちょうどいいので利用しています。

分割した部分はこんな感じ。黒いのは木製のダボ木に熱収縮チューブをかぶせたもの。ダボ木そのままではちょっと細かったので。丸パイプの片側に挿し込んで接着してあります。

もう片側を挿し込んだところ。丸パイプには穴を開けてタップ切ってプラネジを止めて作ったストッパーがあります。挿し込んでリピートタイを締めれば外れません。

以下省略。再度、SWRを確認・調整してみました。SWR最低値 1.01、周波数 50.325MHzとなりました。トリマーコンデンサ使ってるので微調整が楽。

今回の給電ボックス内部。バランとして使ってるフェライトコアが少々小さくて頼りなかったので FT-50-43に変更しました。また、39pFコンデンサも 1kV耐圧のものに交換。

アンテナ全体。今日は快晴です。


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