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最終更新日 2006.3.2
まずはドライバ。宇宙人日記 2005-02-10の「こんなもの作っちゃったよ _no」に ah-k3001v-modules-0.01.tar.gz があるのでありがたくいただいてくる。
$ tar zxvf ah-k3001v-modules-0.01.tar.gz $ cd ah-k3001v-modules-0.01 $ make $ su Password: rootパスワード # make install # /sbin/depmod -a # exit
KPPPの設定は普通のモデムなどと同様に行う。京ぽん特有な部分として、モデムコマンドの編集で、ボリューム オフ/小/大 はクリアする。接続速度は 115200。電話番号は、例えば、SANNET AIR-EDGEつなぎ放題[1x]の場合は 0570-570-636##61 となる。
なぜか /dev/modem を使わないとロックファイルが作れないとかモデムが使えないなどと言われるので、USBを挿した時に自動的にシンボリックリンクを作る設定をする。そのために /etc/hotplug/usb/ah-k3001v を作る。内容は以下の通り。実行権限を付加するのを忘れずに。
#!/bin/bash if [ "${ACTION}" = "add" ] && [ -f "${DEVICE}" ] then rm -f /dev/modem ln -s /dev/ah-k3001vACM0 /dev/modem # See /etc/hotplug/usb.agent for a description of how REMOVER works. ln -sf "${0}" "${REMOVER}" fi if [ "${ACTION}" = "remove" ] then rm -f /dev/modem fi
これで KPPP + AH-K3001Vでダイヤルアップができると思う。1回接続して切断した後、そのまま再接続すると失敗するみたいだが、一旦 AH-K3001Vの USBケーブルを抜いて再度挿入すると接続できるだろう。
2005.7.11追記。
ah-k3001v-modules-0.02出ました。ありがたく利用させていただきますです。
2005.7.14追記。
ah-k3001v-modulesの作者様がカーネルパッチを投稿されたようです。2.6.14あたりから公式にサポートされるかも。また、/etc/ppp/options に passiveを設定することで安定動作するようになるらしいです。Fedora 3 の場合は proxyarp, lcp-echo-interval 30, lcp-echo-failure 4 は最初から設定されていません。
2005.11.18追記。
8月末リリースのカーネル 2.6.13からパッチがとりこまれてます。専用ドライバは不要です。デバイス名は要確認。
2006年の1月末頃から Fedora Core 3が Fedora Legacy Projectに移管されてしまいました。今後はセキュリティパッチのみ、そちらから出ることになります。理由あって Fedora Core 3を使いつづける場合は yumコマンドをそちらに対応させて使った方がいいでしょう。
まず、GPG KEYを取得してインストールしておきます。Fedora Legacy Projectのメニューの「Security/GPG KEY」のページにあります。ダウンロードして # rpm --import キーのファイル名 でインストールできますが、その前にダウンロードしたキーが正しいか確認しておいてください。
次に /etc/yum.conf に以下の内容を追記します。詳しいことはメニューの「Download」参照。
[base] gpgcheck=1 name=Fedora Core 3 base baseurl=http://download.fedoralegacy.org/fedora/3/os/i386 [updates] gpgcheck=1 name=Fedora Core 3 updates baseurl=http://download.fedoralegacy.org/fedora/3/updates/i386 [legacy-utils] gpgcheck=1 name=Fedora Legacy utilities for Fedora Core 3 baseurl=http://download.fedoralegacy.org/fedora/3/legacy-utils/i386
これで # yum update でパッチが当てられると思います。