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2023.9.3
車をスズキ・スイフト(3代目)に乗り換えました。これもまたルームランプ(室内灯)が暗いので早速交換することに。
画像右下が最初にユニバーサル基板で作ったもの。LEDチップは高演色タイプ。これでも実用上は全く支障ないのですが、太陽光LED(参考:太陽光を限りなく再現した光 ~太陽光LED~)という素敵なものが売られてたので、これで作ったのが画像下中央。チップLED用のアルミ基板を使っています。太陽光LEDチップは端子が裏面のみで表面に出ていないので手ハンダが難しい。それに加えてアルミ基板なのでホットガンで温めておかないとうまくハンダが溶けない。散々苦労してなんとか完成しましたが、実はLEDチップが浮いていたりする。
ので、専用基板を作ってみました。あくまでも手ハンダ用なので LEDのランドはスルーホールにして裏面からハンダを流し込めるようにしてあります。
基板の上の部分はマクラ球の口金を固定するためのもの。切り離して使います。口金はエルパラで購入できます。
基板が白いですがアルミ基板ではありません。レジストを白にしただけです。LEDのハンダづけはわたしがやる分には問題なくつけられるようになりましたが、意外に口金のハンダづけが難しい……。
20mAの定電流ICを使っています。電源電圧が変わっても 20mAを維持します。20mA x 3灯 4列で、12V 80mA。約1Wですね。10Wのマクラ球の 1/10の消費電力で済みます。これでもはるかに明るいです。もっと流すこともできますが、むやみに明るくしても意味がないので。
基板は 30mm x 30mmとしました。縦でも横でも使えるし、小さいのでスイフト以外にも使えると思います。
→ルームランプ基板回路図(PDF)
裏面。基板間はコネクタにせず、ピンヘッダをハンダづけして固定しています。振動で外れても困るし。
取り付けてカバーをつけた図。点灯もさせてみたのですが、カメラで撮ると目で見たのと感じが違いすぎるので省略。
夜間、設置して点灯してみた車内。わかりにくいなあ。でも十分明るい。
光っている画像が何もないのも寂しいので、今にも雨が降りそうな曇天の日に撮ってみました。外の光に負けてません。(たぶん)
この状態で赤くも青くもないのでやはり自然光に近いと思います。
ルームランプはエンジンがかかっていなくてもドアを開ければ点灯する(ようにしてますよね?)ので、マクラ球の 10Wが LEDランプで 1Wに減るのは大きいと思います。まあ、それでもバッテリーが上がる時は上がると思いますが。
基板パターンはこんな感じ。