KTR-10 コントロール・PLL基板(CN-02)の作り方


2023.8.15

部品表


部品番号型番・値備考
コンデンサ
C10.1uF
C2100uF 16V電解コンデンサ
C31uF
C41uF
C50.1uF
C618pF C0G
C718pF C0G
C81uF
C90.1uFSMD 実装済み
C100.01uF C0GSMD 実装済み
抵抗
R110kΩSMD 実装済み
R210kΩSMD 実装済み
R3100kΩ
R447kΩ
R510kΩSMD 実装済み
R610kΩSMD 実装済み
コネクタ
CN1Φ2.1mm DCジャック電源コネクタ
CN2L型 ピンヘッダ 2x5操作パネルコネクタ
CN3ピンヘッダ 2x1電源スイッチコネクタ
CN4ピンヘッダ 2x7制御出力コネクタ
CN5ピンヘッダ 2x3PLL出力コネクタ

CN6未使用
半導体
D11N4148整流用ダイオード
IC1LM2950G-3.33.3V 三端子レギュレータ
IC2Si5351APLL IC SMD 実装済み
TR1BSS138Nch MOS FET SMD 実装済み
TR2BSS138Nch MOS FET SMD 実装済み
U1AE-ATMEGA328-MINIArduinoコントローラー(コネクタ)
その他
CHL1DLW5BTM142TQ2コモンモードチョーク SMD 実装済み
FB1BLM21PG331SNフェライトビーズ SMD 実装済み
FB2BLM21PG331SNフェライトビーズ SMD 実装済み
PS1MF-R0500.5A リセッタブルヒューズ
X125MHz水晶発振子
基板・付属品
KTR-10-CN 基板プリント基板
U1用 細ピンソケット2本
2x3 ピンソケットCN5で使う用
14mmスペーサーセット作業用
ジャンパーピンCN3をショートする用

回路図

→KTR-10 コントロール・PLL基板回路図(PDF)

基板パターン

ファームウェアソースコード

→KTR-10 ファームウェア

基板の作り方(例)

基板表面。表面実装部品は実装した状態で配布されます。

基板は共晶ハンダでメッキされています。ハンダは共晶ハンダをお使いください。

基板裏面。

作業しやすいように表面にスペーサを取り付けます。

Arduino(互換)基板のコネクタをつけます。秋月の AE-ATMEGA-328 MINIに付属しているピンヘッダは通常のものより細いので細ピン用のピンソケットをつけます。他とはピンの太さが異なりますので取り違えないように注意してください。

ピンソケットが抜け落ちないようにマスキングテープで固定します。

ピンソケットが曲がったり浮いたりしないよう、注意してハンダづけします。

ピンを1本だけハンダづけして曲がりや浮きがないか調べます。曲がりや浮きがあればハンダを溶かして位置を合わせるようにするといいと思います。

コネクタの曲がりや浮きが無ければ残りのピンをハンダづけします。

グランドのピンはハンダごての熱が奪われてつけにくいので注意してください。他のピンよりも少し長めにコテを当てるといいかもしれません。

他のピンソケットをつけます。こちらもマスキングテープで落ちないように。

CN6は通常は使いません。

パネル基板と L字型に組み合わせる場合は CN2は裏面に取り付けます。やはりマスキングテープで固定してから

表側でハンダづけします。やはり曲がりや浮きが無いように注意します。

なお、L字型にはせず、パネル基板を離してケーブルでつなぐ場合は CN2にはストレート型のピンヘッダ(キットには含まれていません)を表面につけた方がいいでしょう。

電源コネクタをつけます。やはりマスキングテープを使います。

R3, R4, D1, C2を取り付けます。D1, C2の向きに注意。

IC1を取り付けます。向きに注意。

25MHz 水晶発振子を取り付けます。

残りのコンデンサを取り付けます。同じように見えますが、容量が異なりますので注意。

PS1 リセッタブルヒューズを取り付けます。

AE-ATMEGA-328 MINI基板に付属の細ピンを取り付けます。繰り返しますがこのピンは他と太さが違うので間違わないように注意してください。

やはり曲がったり浮いたりしないように注意します。曲がったりすると基板のピンソケットに刺さらなくなるかもしれません。

AE-ATMEGA-328 MINIの6ピンの方は通常の太さのピンヘッダになっています。

AE-ATMEGA-328 MINIを KTR-10 コントロール・PLL基板に取り付けます。

配布品の AE-ATMEGA-328 MINIには 50MHz AMトランシーバー用のスケッチが書き込み済みです。この動作を確認するには KTR-10 パネル基板が必要になります。

PLL出力のユニバーサルエリアには LPF(ローパスフィルタ)回路部品や ATT(アッテネータ)回路部品を取り付けます。KTR-10受信基板や KTR-10送信基板にその為の部品が同梱されているはずです。詳しくは各基板の説明をご覧ください。

12V電源を CN1につなぎ、CN3をショートすると電源が入ります。


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