2024.7.19
※秋月の Arduino互換基板が在庫切れになったので ATmega328p単体を使ったバージョンのコントロール・PLL基板の作り方です。
部品番号 | 型番・値 | 備考 | |
---|---|---|---|
コンデンサ | |||
C1 | 0.1uF | SMD 実装済み | |
C2 | 1uF | ||
C3 | 100uF 16V | 電解コンデンサ | |
C4 | 1uF | ||
C5 | 0.1uF | ||
C6 | 18pF C0G | 新基板では削除 | |
C7 | 18pF C0G | 新基板では削除 | |
C8 | 1uF | ||
C9 | 0.1uF | SMD 実装済み | |
C10 | 0.01uF C0G | SMD 実装済み | |
C11 | 0.1uF | ||
C12 | 0.1uF | ||
C13 | 1uF | ||
C14 | 0.1uF | ||
抵抗 | |||
R1 | 100kΩ | ||
R2 | 22kΩ | ||
R3 | 10kΩ | ||
R4 | 10kΩ | ||
R5 | 10kΩ | ||
R6 | 1kΩ | ||
R7 | 4.7kΩ | ||
R8 | 10kΩ | ||
コネクタ | |||
CN1 | Φ2.1mm DCジャック | 電源コネクタ | |
CN2 | L型 ピンヘッダ 2x5 | 操作パネルコネクタ | |
CN3 | ピンヘッダ 1x2 | 電源スイッチコネクタ | |
CN4 | ピンヘッダ 2x7 | 制御出力コネクタ | |
CN5 | ピンヘッダ 2x3 | PLL出力コネクタ | |
CN6 | ピンヘッダ 1x6 | Arduinoプログラムコネクタ | |
(IC3) | 28ピン 300mil ICソケット | ATmega328p用のICソケット | |
半導体 | |||
D1 | 1N4148 | 整流用ダイオード | |
IC1 | LM2950G-3.3 | 3.3V 三端子レギュレータ | |
IC2 | Si5351A | PLL IC SMD 実装済み | |
IC3 | ATmega328p | Arcuino MCU | |
その他 | |||
CHL1 | DLW5BTM142TQ2 | コモンモードチョーク SMD 実装済み | |
FB1 | BLM21PG331SN | フェライトビーズ SMD 実装済み | |
FB2 | BLM21PG331SN | フェライトビーズ SMD 実装済み | |
FB3 | BLM21PG331SN | フェライトビーズ SMD 実装済み | |
FB4 | BLM21PG331SN | フェライトビーズ 新基板のみ SMD 実装済み | |
PS1 | MF-R050 | 0.5A リセッタブルヒューズ | |
X1 | 25MHz | 水晶発振子 新基板では SMD実装済み | |
X2 | 8MHz | セラミック発振子 | |
基板・その他 | |||
KTR-10-CN-03 基板 | プリント基板 | ||
14mmスペーサーセット | 作業用 | ||
ジャンパーピン | CN3をショートする用 |
→KTR-10 コントロール・PLL基板(CN-03)回路図(PDF)
→KTR-10 コントロール・PLL基板(CN-04)回路図(PDF)
新基板では X1が表面実装部品になっており、C6、C7が削除されています。
基板は共晶ハンダでメッキされています。ハンダは共晶ハンダをお使いください。
FB3が実装されていませんが、忘れただけです。配布の際はそんなことが無いように注意します。
ICソケットを取り付けます。向きに注意。ひっくり返した時に落ちないようにマスキングテープで固定しています。
IC3 | ICソケット |
グランドのピンはハンダごての熱が奪われてつけにくいので注意してください。他のピンよりも少し長めにコテを当てるといいかもしれません。
ピンヘッダを取り付けます。こちらもマスキングテープで固定してからつけます。丁寧な作業が良い結果を生みます。たぶん。
CN6は Arduinoのプログラム端子です。スケッチ(プログラム)を書き換える必要がない場合は取り付けなくてもかまいません。後で必要になってからつけてもいいですね。
CN3 | ピンヘッダ 1x2 |
CN4 | ピンヘッダ 2x7 |
CN5 | ピンヘッダ 2x3 |
CN6 | ピンヘッダ 1x6 Arduinoプログラム用 |
パネル基板と L字型に組み合わせる場合は CN2は裏面に取り付けます。やはりマスキングテープで固定してから
CN2 | L型ピンヘッダ 2x5 |
表側でハンダづけします。やはり曲がりや浮きが無いように注意します。
なお、L字型にはせず、パネル基板を離してケーブルでつなぐ場合は CN2にはストレート型のピンヘッダを裏面ではなく表面につけた方がいいでしょう。
CN1 | Φ2.1mm DCジャック |
D1, C3, PS1, X2を取り付けます。X2(セラミック発振子)は足が短くて裏面で広げて固定できないのでこれもマスキングテープを使います。D1, C3は向きに注意。
D1 | 1N4148 スイッチングダイオード |
C3 | 100μF 16V OSコンデンサ |
PS1 | 0.5A リセッタブルヒューズ |
X2 | 8MHz セラミック発振子 |
X1 | 25MHz 水晶発振子 | 新基板では実装済み |
IC1 | LM2950G-3.3 三端子レギュレータ |
抵抗(R1〜R8)を取り付けます。CN6の回りの点線内は Arduinoプログラムをする場合に必要になりますが、プログラムしないのであれば取り付けなくてもかまいません。
R1 | 100kΩ |
R2 | 22kΩ |
R3 | 10kΩ |
R4 | 10kΩ |
R5 | 10kΩ |
R6 | 1kΩ |
R7 | 4.7kΩ |
R8 | 10kΩ |
残りのコンデンサを取り付けます。文字が読みにくいので取り違えないように注意。
ここで FB3が無いのに気がついたのでつけてあるという……。
C1 | 0.1μF | 実装済み |
C2 | 1μF | |
C3 | 100μF | ハンダづけ済み |
C4 | 1μF | |
C5 | 0.1μF | |
C6 | 18pF C0G | 新基板では削除されています |
C7 | 18pF C0G | 新基板では削除されています |
C8 | 1μF | |
C9 | 0.1μF | 実装済み |
C10 | 0.01μF C0G | 実装済み |
C11 | 0.1μF | |
C12 | 0.1μF | |
C13 | 1μF | |
C14 | 0.1μF |
MCU(ATmega328p)を取り付けます。足が少し広がった状態だと思いますので、机などに押し付けて平行にしてから慎重に挿入します。向きに注意。
IC3 | ATmega328p | プログラム済み |
完成。パネル基板と組み合わせた画像です。フィルタ・ATT回路もつけてあります。
前のバージョンと比べて Arduino互換基板のコネクタが出っ張らないのでスマートです。