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KTR-10 JARD測定器室での測定結果


2024.3.8
→概要
→作り方等はこちらから

JH0FJG 岡村OM製作の KTR-10の測定

JH0FJG 岡村OMが KTR-10を製作され、JARDの測定器室でスプリアス等の測定をされました。その結果を公開してもよいとのことなので参考としてここで公開します。

なお、あくまでもこれは岡村OMが作成されたものの結果です。KTR-10はキットですので、製作の具合によっては以下の特性は出ないこともあり得ます。ご了承ください。周波数偏差はデフォルトでは数100Hz程度ずれていることが普通ですので補正してから検査に望んだものと思われます。(液晶パネルのメニュー操作で調整できます。)

適合表

周波数帯等帯域外領域におけるスプリアス発射の強度スプリアス領域における不要発射の強度無線設備規則第7条の基準への適合定格出力
周波数(MHz)電波型式測定周波数(MHz)実測値(dBm)減衰値(dBc)規格限度値測定周波数(MHz)実測値(dBm)減衰値(dBc)規格限度値
52無変調50.6259 -54.4 -74.4  -10dBm以下適合0.1
52A3E151.8700 -36.2 -56.2  -13dBm以下適合0.1
52A3E23.0870 -45.7 -65.7  -13dBm以下適合0.1

周波数帯等基準出力測定時占有周波数帯域の範囲空中線電力/変調状態設定時帯域外測定時のE4440A測定[Hz]基準電力測定時のdBmの変換値 [W]規定の空中線電力時の周波数/偏差
周波数(MHz)電波型式基準出力[dBm]RF出力区分中心周波数[MHz]実測出力[dBm]下限周波数[Hz]上限周波数[Hz]空中線電力[W]設定値(W,%,KHz)測定(保存)年月日占有帯域幅[KHz]温度(℃)湿度(%)周波数 [MHz]偏差 [ppm]無線設備規則第7条の基準への適合
52A3E20.001W以下50.62003420.0050,617,03450,623,0340.1059.102024/1/31 13:0950,620,034.13.8300.1023.321.250.6200260.51適合
52A3E20.001W以下50.62003420.0050,617,03450,623,0340.1059.102024/1/31 13:1250,620,034.13.8300.1023.321.250.6200260.51適合

 赤枠内のデータは法規で要求される必要データ(測定結果表の数値は、全て法規での要求項目)
 緑枠内のデータは測定に使用する基準データ
 黄枠内のデータは参考データ
スペクトラムアナライザ:アジレント・テクノロジー(株) E4440A/SN:MY45304850  校正年月:令和 5年10月 アジレント・テクノロジー(株)

スプリアス領域特性


帯域外領域特性


AM変調 60% 占有帯域幅特性


50.62MHzより下のスプリアス特性


岡村OM作成の KTR-10



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