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MP3プレーヤーキット BK-1

基板(板のみ)在庫はありますが、現在はフルキット配布は行っていません。


基板写真

基板の写真その1 基板の写真その2 完成

概要

BK1 1号機


→回路図(PNG 1486x1025 px)


基板パターン図

基板表面 基板裏面
基板パターン概要

CN2 信号表

CN2
ピン番号
信号 基板上での使用 備考
1PD0未使用USART RXD
2PD1未使用USART TXD
3PD2未使用 / シリアルフラッシュROM CS(オプション)INT0
4PD3LED出力
5PD4SW1入力
6PD5SW2入力
7PD6SW3入力
8PD7SW4入力
9PC0ローバッテリー検出(A/Dコンバータ)
10PC3電源保持出力
11PC4未使用TWI SDA
12PC5未使用TWI SCL
13PB6未使用 / 水晶 or セラミック発振子(オプション)
14PB7未使用 / 水晶 or セラミック発振子(オプション)
15+3.3V電源
16GNDグランド
※オプションのデバイスや SW, LED等を基板上に実装しないことで外部回路から利用することもできます。

基板クローズアップ

基板表面クローズアップ
BK-1
BK-1A 基板表面クローズアップ
BK-1A

部品表

部品番号説明表示
C10.1μF積層セラミックコンデンサ104
C20.1μF積層セラミックコンデンサ104
C30.1μF積層セラミックコンデンサ104
C4実装せず。新基板では欠番
C50.1μF積層セラミックコンデンサ104
C610〜33μF電解コンデンサ10μ/33μ
C70.1μF積層セラミックコンデンサ104
C80.1μF積層セラミックコンデンサ104
C922pFセラミックコンデンサ22
C1022pFセラミックコンデンサ22
C110.1μF積層セラミックコンデンサ104
C123.3〜10μF電解コンデンサ3.3μ/10μ
C133.3〜10μF電解コンデンサ3.3μ/10μ
C140.1μF積層セラミックコンデンサ104
C150.1μF積層セラミックコンデンサ104
C16100μF電解コンデンサ100μ
C17チップコンデンサ(オプション)
C18チップコンデンサ(オプション)
C190.1μFチップコンデンサ(オプション)
CN1AVR-ISP6ピンヘッダ
CN2拡張用
CN3DM1AA-SF-PEJSDメモリーカードコネクタDM1A
CN4PG203Jステレオヘッドフォンコネクタ
CN5PHONE OUT(拡張用)
CN6LINE OUT(拡張用)
IC1ATmega168-20PIマイクロコントローラATMEGA168-20PI
IC2VS1011eMP3デコーダ(実装済み)
IC3TA48M033F3.3V 三端子レギュレータ48M033F
IC4M25P20シリアルフラッシュROM(オプション)
JP1ジャンパISP時に電源を保持する為
LED1LED電源/エラー表示
Q12SA14292SA1926, 2SB1488の場合もありA1429 / A1926 / B1488
Q2DTC143ESADTC114の場合もありC143 / C114
Q3DTC143ESADTC114の場合もありC143 / C114
Q4DTC143ESADTC114の場合もありC143 / C114
R151k1/6W 抵抗
R251k1/6W 抵抗
R351k1/6W 抵抗
R451k1/6W 抵抗
R510k1/6W 抵抗
R651k1/6W 抵抗
R7221/6W 抵抗赤赤
R83301/6W 抵抗橙橙
R9221/6W 抵抗赤赤
R101M1/6W 抵抗
R1151k1/6W 抵抗
R1210k1/6W 抵抗
R13221/6W 抵抗赤赤
R1451k1/6W 抵抗
R1510k1/6W 抵抗
R161k1/6W 抵抗
R1751k1/6W 抵抗
R1851k1/6W 抵抗
R1951kチップ抵抗(オプション)
SW1タクトスイッチ
SW2タクトスイッチ
SW3タクトスイッチ
SW4タクトスイッチ
X1セラミック発振子 or クリスタル(オプション)
X224.576MHzクリスタル
プリント基板
(IC1)28pin ICソケット
電池BOX
種類別部品表(PDF)

組み立て上の注意点

CN3ハンダづけ前のマスク  部品は最初に CN3(SDメモリーカードコネクタ)をつけて下さい。それ以外はどの順番でもかまいませんが、抵抗 → クリスタル → 他の部品というふうに背の低い順番に取り付けるのがいいでしょう。

 CN3をハンダづけする際に慣れていない人は左の画像のようにコネクタの回りをマスキングテープでマスクしてからやるといいでしょう。これは、作業中に付近の穴を誤って塞いでしまうのを防ぐためです。

 電解コンデンサ等の向きや部品番号などはシルク印刷図をご覧下さい。

向きに注意する点  LEDの向きは左の画像のように外側がマイナス(短い方)、内側がプラス(長い方)になります。

 IC3(三端子レギュレータ)やトランジスタの向きは外形をシルク印刷と合わせてください。文字の書いてある面は左の図のようになります。

基板裏面クローズアップ  基板裏面、LEDより少し内側にデジタルグランドとアナロググランドをショートするためのジャンパパターン(SJ1)がありますのでハンダブリッジなどでショートして下さい。

 注:これは初期の基板のみです。新しい基板はパターンショート済みですのでそのままでかまいません。


操作方法

※スイッチ付きの電池BOXを使う場合はスイッチを ONにしておきます。

 SW1は電源スイッチと曲送りスイッチを兼ねています。電源OFF状態で押すと電源が入り、MP3ファイルを再生します。再生中にチョンと押すと次の曲を頭出ししますが、長めに押すと電源が切れます。SW2は曲戻しスイッチです。チョンと押すと現在再生中の曲を最初から演奏します。少し長めに押すと前の曲を再生します。1秒以上長押しするとカードの最初の曲から演奏します。あとの2つは音量調整です。

 SW4を押しながら SW1を押して電源を入れると音量が初期状態(小さめ)に戻ります。また、SW3を押しながら電源を入れるとスリープモードになります。通常1回「ピッ」となる所が「ピピッ」と2回鳴ってスリープモードで起動したことを示します。この場合、30分後以降の曲間で電源が自動的に切れます。

エラー音について

 基本的に低い音(ポッという感じ)はエラー音で、高い音(ピッという感じ)は正常動作です。起動時のエラー音は以下の意味になります。

 また、バッテリー電圧が低くなってくると LEDが点滅し、曲間に「ポッ」と鳴ってそろそろ電池が切れることを警告します。ただ、現在、設定値が適当になっていますので、警告後すぐに電池が切れるかもしれません。


ブートローダについて

 部品配布分の CPUにはブートローダが入っています。通常は何もしませんが、MMC/SDメモリーカードのルートに「MP3BK1.BIN」というファイルがあると、その内容とタイムスタンプを調べて、現在のファームウェアと異なる場合はそのファイルを読み込んで自動的にセルフプログラミングします。セルフプログラミング中は LEDが高速に点滅します。2、3秒で完了します。その後、新しいファームが起動します。

 →ブートローダ ソース・HEXファイル(2008.7.29) New!
SDHCでハングアップする不具合は修正しましたが、SDHCを使ってのファームウェア書き換えはできません。

 →ブートローダ ソース・HEXファイル(2008.7.27)
 →ブートローダ ソース・HEXファイル(2007.3.24)

注:ブートローダを使う場合は ATmega168の拡張ヒューズビットの bit0を 0クリアして下さい。その逆にブートローダを使わず、AVRプログラマからプログラムを書き込む場合は bit0を 1にセットして下さい。


ソースファイルとバイナリ

 →MP3プレーヤー ソース・HEX・バイナリ(2009.9.22) New!
 カードに 256曲以上入っていて 256曲以降でストップした場合、再度再生すると最初の曲から再生するバグ修正。

 →MP3プレーヤー ソース・HEX・バイナリ(2008.7.27)
 SDHC/FAT32対応しました。ただし、SDHCの場合、旧ブートローダだとハングアップすることがありますので、ブートローダを使わないか、あるいは新しいブートローダに書き換えてください。ブートローダを書き換えるには AVRプログラマが必要です。

 →MP3プレーヤー ソース・HEX・バイナリ(2007.4.29)  Shift_JISの2文字目が 0x80の文字を含むファイルが再生できない不具合修正
 拡張子が小文字の mp3 のファイルを無視する不具合修正

 →MP3プレーヤー ソース・HEX・バイナリ(2007.4.14)
 MP3ファイルを1段目のサブディレクトリの中も探すようにしました。探す順番は全てのサブディレクトリの中を探してからルートディレクトリを探します。なお、いずれの場合もディレクトリエントリに入っている順番に検索・再生します。

 →MP3プレーヤー ソース・HEX・バイナリ(2007.4.13)
 A/Dコンバータ割り込みが頻繁に起動されていたのを修正しました。

 →MP3プレーヤー ソース・HEX・バイナリ(2007.4.11)
 →MP3プレーヤー ソース・HEX・バイナリ(2007.4.10)

 →MP3プレーヤー ソース・HEXファイル(2007.3.27)
 →ブートローダ用バイナリ(2007.3.27)