Top Page Index About Link Mail Form |
ルネサス R8C用のプログラマではありますが、R8Cprog162はコントローラにアトメル AT90USB162を使っているので、ファームウェアの書き込みはアトメルの Flipを使います。こちらからダウンロードできます。JRE(Java Runtime Environment)付きのバージョンをインストールすると左のような画面になります。既に JREがインストール済みの場合は JRE無し版でいいでしょう。
JREは普通にインストールして下さい。デフォルトで進めると左のようになるでしょう。
Flip本体のインストールです。
こちらもデフォルトで進めれば普通にインストールできるはずです。
Flipを起動すると左のようなウィンドウが開きます。
工場出荷状態(ユーザーが一度もファームウェアを書き込んでいない状態)の AT90USB162を USBにつなぐと「新しいハードウェア検出ウィザード」が起動します。
Flipをインストールしてあれば既にドライバは HDD内にありますので、この段階でネット接続する必要はありません。
ドライバのありかを指定します。
Flipをデフォルトでインストールした場合、C:¥Program Files¥Atmel¥Flip 3.3.4¥usb にドライバがあるので、そこを指定します。
指定後、インストールを続けると
完了するはずです。
Flipのウィンドウです。左上の ICのアイコン(Select a Target Device)をクリックします。
デバイスを聞かれますので AT90USB162 を選びます。
次に USBケーブルのアイコン(Select a Communication Medium)をクリックします。
USBを選びます。
「Open」をクリックします。
USBに AT90USB162が繋がっていてドライバも正常にインストールされている場合は、左のように各操作アイコン・ボタンが有効になります。
書き込むファームウェアのファイルを指定します。メニューの File → Load HEX File... を選んでください。
書き込むファイルを指定します。R8Cprog162の場合は R8Cprog162.hex です。
左下の「Run」ボタンを押します。
消去・書き込み・ベリファイが実行されます。
無事書き込まれたら、下のステータスバーに「Verify PASS」と出ます。そうしたら、右下の「Start Application」ボタンを押すか、あるいは、USBから AT90USB162の基板を抜いて再度、差し直します。
なお、こうすると AT90USB162の回路は以前とは別の USB機器として動作します。Windowsの場合は再度、ドライバを要求されますが、この場合は Flipのドライバではなく、書き込んだファームウェアに応じたドライバが必要です。
AT90USB162はユーザーが Flipでなんらかのファームウェアを書き込んだらそれ以降はそのプログラムの USB機器として動作しますので、そのままでは Flipでファームウェアの書き換えができません。しかし、工場出荷時のブートローダは消えていませんので、それを起動すれば再度、Flipでファームウェアを書き換えることができます。
R8Cprog162の場合は基板上の RESETボタンと BOOTボタンを使います。USBにつないだまま、RESETボタンを押しながら BOOTボタンを押し、RESETボタンを先に放してから BOOTボタンを放すとブートローダが起動します。後は上記の方法で書き込みができます。
ストロベリーリナックスの AT90USB162 AVR-USBマイコンボードの場合はよくある質問をご覧下さい。