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車載用・日本通信 IDEOS U8150-B用クレードルの自作

2011.4.11
→日本通信 IDEOS U8150-B用クレードルの自作

 日本通信の Android IDEOS U8150-Bを入手しましたが、クレードルが無いので自作してみました。今度は車載用。

自作クレードル全景  今回はシンプルにタカチ SW-75Bを切り欠いて作ってみました。車載用なので内部に 12V→5Vの DC/DCコンバータを入れています。

 回路図は推奨回路そのままなので省略。ただ、今回の場合は IDEOS無しの無負荷状態で電源が切られると、出力側のコンデンサに電荷が残り、ICに逆電圧がかかるので ICの 2ピン-4ピン間のダイオードは必須です。

IDEOSを自作クレードルに装着した所  IDEOSを挿してみるとこんな感じ。当然ですがちゃんと充電できてます。

底面の USBコネクタでエネループを充電するの図  底には USB-Aコネクタもつけてあります。USBタイプのエネループ充電とかもできます。DC/DCコンバータの出力に余裕があるので IDEOSを充電しながらこちらの USBに電源供給もできるはず。

自作クレードル内部  内部です。DC/DCコンバータがきっちり入ってます。車に載せると振動で大きな部品は揺れて足が金属疲労を起こしたりするので、それを防ぐためにホットボンドで固めています。画像で見るとなんか汚いなあ。上の IDEOSが収まる部分は薄いプラスチック板を曲げてホットボンドでくっつけただけです。

 4月16日追記。半日ばかり遠出して試してみたが、少々熱を持つようだったので、ICに小さな L金具をつけて放熱器代わりにした。真夏に直射日光が当たると過熱するかも。その場合、IC自体にサーマルシャットダウン保護回路が入っているようだから充電が止まると思われる。

 ↑概算。5V 2A出力で DC/DCコンバータ効率 80%とすると、2W程度の熱が出る。

車に設置した所  車に取り付けた所。電源に不安が無くなるので Androidのナビをカーナビ代わりに使えます。液晶画面は小さくて見づらいけど、意外に大きな音声で案内してくれます。