KTR-12 コントロール・PLL基板(ATmega328PB版)の作り方

2024.8.17



部品表


部品番号型番・値備考
コンデンサ
C10.1uFSMD 実装済み
C21uF
C3100uF 16VOSコンデンサ
C41uF
C50.1uF
C6削除されました
C7削除されました
C81uF
C92200pF C0GSMD 実装済み
C101000pF C0GSMD 実装済み
C110.1uF
C120.1uFSMD 実装済み
C131uF
C140.1uF
C150.01uF C0GSMD 実装済み
抵抗
R1100kΩ
R222kΩ
R310kΩSMD 実装済み
R410kΩSMD 実装済み
R510kΩ
R61kΩ
R74.7kΩ
R810kΩ
コネクタ
CN1Φ2.1mm DCジャック電源コネクタ
CN2L型 ピンヘッダ 2x5操作パネルコネクタ
CN3ピンヘッダ 1x2電源スイッチコネクタ
CN4ピンヘッダ 2x7制御出力コネクタ
CN5ピンヘッダ 2x3PLL出力コネクタ
CN6ピンヘッダ 1x6Arduinoプログラムコネクタ
CN7実装不要
半導体
D11N4148整流用ダイオード
IC1LM2950G-3.33.3V 三端子レギュレータ
IC2Si5351APLL IC SMD 実装済み
IC3ATmega328PBMCU SMD 実装済み
その他
CHL1DLW5BTM142TQ2コモンモードチョーク SMD 実装済み
FB1BLM21PG331SNフェライトビーズ SMD 実装済み
FB2BLM21PG331SNフェライトビーズ SMD 実装済み
FB3BLM21PG331SNフェライトビーズ SMD 実装済み
FB4BLM21PG331SNフェライトビーズ 新基板のみ SMD 実装済み
PS1MF-R0500.5A リセッタブルヒューズ
X125MHzSMD実装済み
X28MHz実装不要
基板・その他
KTR-12-CN-01 基板プリント基板
14mmスペーサーセット作業用
ジャンパーピンCN3をショートする用

回路図

→KTR-12-CN-01 コントロール・PLL基板回路図(PDF)

基板パターン

ファームウェアソースコード

→KTR-10/KTR-12 ファームウェア

基板の作り方(例)

32ピンのフラットパッケージの ATmega328PBを用いたコントロール・PLL基板です。DIP版より安価に入手できるので採用しました。また、内蔵CR発振器の精度も上がっているのでセラミック発振子も不要です(基板パターンは残してあります)。

MCU(ATmega328PB)はプログラム済みです。基板は共晶ハンダでメッキされています。ハンダは共晶ハンダをお使いください。キットには基板は1枚だけ入っています。

作業しやすいように表側にスペーサを取り付けます。

ピンヘッダを取り付けます。落ちないようにマスキングテープなどで固定するとよろしいかと思います。ただ、曲がったり傾いたりもしやすいので1ピンだけハンダづけして具合を見て修正、良ければ残りをつけるようにします。

CN3ピンヘッダ 1x2
CN4ピンヘッダ 2x7
CN5ピンヘッダ 2x3
CN6ピンヘッダ 1x6 Arduinoプログラム用

CN7は実装しません。CN6は Arduinoのプログラム端子です。スケッチ(プログラム)を書き換える必要がない場合は取り付けなくてもかまいません。後で必要になってからつけてもいいですね。

パネル基板と L字型に組み合わせる場合は CN2は裏面に取り付けます。やはりマスキングテープで固定してから……

CN2L型ピンヘッダ 2x5

表側でハンダづけします。

なお、L字型にはせず、パネル基板を離してケーブルでつなぐ場合は CN2にはストレート型のピンヘッダを裏面ではなく表面につけた方がいいでしょう。

CN1 電源コネクタをつけます。

CN1Φ2.1mm DCジャック

D1, C3, PS1, IC1を取り付けます。D1, C3, IC1は向きに注意。

D11N4148 スイッチングダイオード
C3100μF 16V OSコンデンサ
PS10.5A リセッタブルヒューズ
IC1LM2950G-3.3 三端子レギュレータ

抵抗(R1〜R8)を取り付けます。R3と R4は実装済みです。CN6の回りの点線内は Arduinoプログラムをする場合に必要になりますが、プログラムしないのであれば取り付けなくてもかまいません。

R1100kΩ
R222kΩ
R310kΩSMD 実装済み
R410kΩSMD 実装済み
R510kΩ
R61kΩ
R74.7kΩ
R810kΩ

コンデンサを取り付けます。数が多いですが、大半は実装済みだったりするので 1μFと 0.1μFだけです。文字が読みにくいので取り違えないように注意。

C10.1μFSMD 実装済み
C21μF
C3100μF 16Vハンダづけ済み
C41μF
C50.1μF
C6削除されました
C7削除されました
C81μF
C92200pF C0GSMD 実装済み
C101000pF C0GSMD 実装済み
C110.1μF
C120.1μFSMD 実装済み
C131μF
C140.1μF
C150.01μF C0GSMD 実装済み

ひとまず完成。パネル基板と組み合わせた画像です。

パネル基板にΦ3.5mmのコネクタがついていますが、これはコネクタが穴を通らなくて外せなくてつけたまま撮影した為で気にしないでください。

表側はこんな具合。

MCUはプログラム書き込み済みなので電源を入れれば液晶表示すると思います。まだ受信基板をつないでいないので信号強度はノイズ次第になるのでとりあえず無視してください。

→KTR-10 / KTR-12 パネル操作説明

CN7のランドと表面パネルにつけたボタンの足がかなり近いです。接触していたり、する可能性がある場合はボタンの足を切ったりランドをテープで覆うなどしてください。まあ、大丈夫だとは思いますが。


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