つれづれ日記 1998年2月分


1998年2月22日

 橋本一子コンサート、観れませんでした。うっ、うっ… (T_T) 朱に染まりし象さん、ごめんなさい。では、どうしてそうなったのかちょっと経過報告を。

 10時、起床。今日はいい天気なので最高のコンサート日和。新聞を読んで昨日の残りご飯で朝と昼を兼ねた食事をする。13:30開場なので12:30頃家を出れば開場30分前につけると予想。顔を洗い、したくを整えて時間どおり車に乗り込む。

 道が混んでいなければ20分程度でつけるはず。順調に車を走らせ、橋を渡ったところで「臨時駐車場あり」の看板。開場の近代美術館とはちょっと離れている。大丈夫だろうとタカをくくって直接美術館方向の道へ。これが甘かった。

 行ってみるととーてもたくさんの親子連れ。ひえ〜。一子さんのコンサートではなく、となりでやってる雪だるまの祭り(名前忘れた)にきた人々である。駐車場は満車の表示。思わぬ伏兵の出現に臨時駐車場へ引き返すことにする。しかし、いったん会場内の道に踏み込んでいるため、なかなか抜け出せない。

 ようやく抜け出して臨時駐車場へ向かう。…が、入り口がよくわからず、1km程行きすぎてしまう。Uターンして戻ってきたらまた入り口を見落として(アホ)長岡大橋へ。しかたなくまた1km程行ったところで(いくらなんでも橋の上ではUターンできない。また、長岡大橋は長いのだ。)引き返す。こんどはちゃんと車を止めて歩いて美術館へ。

 実は、美術館付近にはいくつもイベント用の建物があるのだが、わたしは昨年秋に長岡市民になったばかりということもあり、今までいちどもこの辺に来たことが無い。あとでわかったのだがけっこう遠回りをして美術館に突入。この時点で既に13:30を過ぎている。でも、開演は14:00なのでまだ大丈夫…。

 受け付けのかわいいお姉さんに「橋本一子のコンサートはこちらですか?」とわたし。「はい。整理券をお願いします。」「へっ?」「美術館にいらした方や、TVとかを見てお申し込みされた方に整理券をお渡ししています。」「…。」

 そぉかあ。整理券とはそういうものだったのか。わたしはつい、谷山浩子の101人コンサートのノリで来てしまったのである。101人コンサートでは、たいていは「全席自由」で、当日、開場への先着順に整理券を配り、いざ開場時間になると観客がその順番に開場に入って席を選ぶシステムになっている。その為、日本全国どこのコンサートであってもでかける熱心なファン(追っかけともいう。)が開場の何時間も前に到着して整理券の始めの方を占めるのが通常である。

 ここまで来て帰るのもナンなので、かわいいお姉さんに「…いやあ、知りませんでした。一子さんのインターネットのホームページにはなんにも書いてなかったので…。なんとかなりませんか?」と食い下がる。「遠くからお越しですか?」と、お姉さん。思わず「東京からです。」とウソをつこうかと思ったが、それにしてはずいぶんラフなかっこうをしているので「いやぁ、すぐそこからです。」と答えてしまった。「でも、なんとかなりませんか?」と言うとお姉さんはちょっと考えて、「うーん、時間までに来なかった方がいらっしゃれば…。」との天使のようなお答え。感謝しつつ、それまでロビーで過ごすことにする。

 だが、時間直前に受け付けに行ったら受け付けのお兄さんが冷たく「ダメです。」とのこと。ひーん。しかたなく美術館を後にする。

 事前のチェックが甘かった。せめて美術館に下見に行くべきだった。そうすれば整理券が必要とわかったかもしれない。「TVでも宣伝してました。」と受け付けのお姉さんが言っていたが、21日の夕方に1回だけしかわたしは見ていない。もっとも、わたしはあんまりTVを見ない為もあるが。

 以上、今日のおまぬけ報告でした。ちゃんちゃん。

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